微笑みの国、常夏の国…魅力たっぷりのタイ・バンコクに観光予定のあなた。
バンコクの治安について、行く前にきちんと把握しておかないと危ないかも。
比較的、海外旅行先の中でも治安がいいとされているバンコク。
本当に治安が良くて、「安全なの?」と不安に思っていませんか?実のところ、気を抜いていると危ない目にってしまうこともあるんです。
ここでは、バンコク観光予定の方に知っておいてほしい、バンコクの治安事情について伝えたいと思います。
バンコクって治安はどうなの?
気になるバンコクの治安ですが、良いといえば良いですし、悪いといえば悪い…というのが個人的な見解です。
ようは、個人の危険意識の有無によって変わるものなのではないかな、と思っています。
確かにタイは微笑みの国と呼ばれるほと、現地の人はやさしく、国としても和やかな雰囲気がただよっている国。
そんな環境にいれば、安全だな~みんな優しいな~と安心してしまうのもたしかです。
ですが、一歩踏み込むと危険はあちこちに潜んでいるのがバンコク。
観光大国だからこそ、外国人を狙って犯罪を働く人が実は多いんです。
「治安は悪くないけど、観光客(外国人)の自分はいつ狙われてもおかしくない」
そんな気持ちをもって、タイ行ってもらえると嬉しいです。
外務省の治安警戒度は〇〇
外務省のホームページに、タイ国内の県ごとに色分けし治安警戒度を示しているページがあります。(参照:URL)
外務省のページによると、バンコクの治安警戒度は「レベル1、十分注意してください。」というレベルに指定されていました。
レベル3や4になると渡航禁止、避難命令というレベルになるので、これらよりかははるかにまし。ですが、いつ危険が起きてもおかしくないということがわかりますね。
2015年には観光客も訪れるパワースポットで悲惨な爆破テロが起きましたし、人で賑わっている場所でさえ気をつけたほうがいいんです。
ここ数年そんなことなかったから、大丈夫でしょwなんて気を抜く人が一番危ないなーと思います。
ひとごみではスリ、暗闇ではひったくりも当たり前な地域でもあるバンコク。
現地に数年数出る私でさえ、自分の鞄の中身や持ち方にはいつだって気を付けるくらいです。(ハンドバッグ持って夜道歩けません。)
テロ、デモ、スリ、ひったくりなどが起きてもおかしくない、見えにくい治安の悪さがバンコクにはあります。
バンコクはテロ事件は多い?
一時期政治問題で街全体が揉めていたこともあるバンコク。
当時は一部のエリアを占拠したり、そのエリアで爆破事件が起きたりと衝突が多く治安がとても悪かったです。
今でこそ落ち着いていますが、きっかけがあれば国をあげて政治対決やデモ活動が起きる国であるため、そういった時期になったならばテロ事件に気を付けなければなりません。
また、タイ最南端のマレーシア国境付近では、独立を求めるマレー系イスラム民による抗争が続いており、2018年1月には爆破事件が起きるなど、テロが多いです。
このエリアは外務省による警戒度がレベル3~4に指定されているため、間違っても訪れてはいけません。
この南部の抗争が悪化すると、その影響からかバンコクでも爆破予告や実際に爆破が起きたりすることもあります。
観光で訪れる際は、1度タイの政治状況について調べておくほうが良いでしょう。
結論:外国という意識を持ち、気を付けていれば大丈夫!
…と、ここまでいかにもバンコクが治安が良くなく危ないところのように説明してみましたが、やはりバンコクを訪れる本人の意識次第で治安の悪さは変わると思います。
ちゃんと外国にいるんだという危機意識をもって行動していれば、トラブルに直面しても被害を最小限に抑えることができます。むしろ、トラブルに見舞われなくなる確率のほうが高いでしょう。
きちんと危機意識を持っていなかった場合、トラブルに少しでも巻き込まれると一気にズルズルと引きずられていっちゃいます。
バンコク観光の際は、事前に政治情報をチェックするなど、気を付けて良いに越したことはありません。